6月の食品値上げが前月比13倍…「目詰まり解消」リピートばかり農水省無策でコメ騒動の二の舞い
またしても、家計に大打撃の予感だ。
帝国データバンクの調査(29日発表)によると、6月に値上げされる飲食料品が合計1078品目に上った。前月(84品目)比で、なんと13倍の大幅増加だ。分野別では、香辛料やふりかけ類など「調味料」が450品目と最も多く、納豆や缶詰、即席麺などの「加工食品」が304品目となっている。
値上げ要因は「原材料高」が97.7%と最多で、「物流費」が74.1%、「包装・資材」が73.7%などと続いた。さらに、トレーや容器などナフサ由来の資材価格高騰をはじめ、中東情勢が要因となった値上げも22.7%で、確実に「ナフサショック」の影響が広がりつつある。
さらに不穏なのが、今後の見通しだ。「包装資材やエネルギー、物流費の上昇分を製品価格へ転嫁する動きも次第に表面化してきた」として、「夏以降に広範囲な値上げラッシュが続くとみられる」と指摘している。
石油危機が少しずつ食卓をむしばむ一方、食料品の流通などを所管する農水省の動きは鈍い。農水省と経産省は27日、ナフサの供給不安をめぐり、業界団体と初の情報交換会を開いた。それに際して農水省の担当記者へのブリーフィングも実施され、現時点での中東情勢への対応状況について説明がなされた。しかし、参加した記者からは「内容が薄い」との声が上がっている。
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