SMAPの穴埋めに失敗し…史上最低“グダグダ紅白”の舞台裏

公開日: 更新日:

「最後までSMAPに引きずられ、SMAPをつかまえられなかったNHKの調整能力の欠如、これに尽きる」

 あるマスコミ関係者は大晦日の紅白歌合戦について、こう総括した。

 視聴率こそ史上最低だった前回から微増したものの、「全体的にグダグダ」「謎の演出は何だったんだ」とお茶の間の反応はよろしくなかった今回。そのグダグダの最たるものがタモリとマツコによる寸劇だろう。SMAP待ちで空けておいた時間の穴埋めで急きょつくりあげた、と一部で報じられたが、冒頭の関係者はこう言う。

「タモリとマツコの出演は、NHKがSMAPを引っ張りだすための切り札だった。タモリは『いいとも』などを通じて、中居、草彅、香取と親交があり、タモリとの共演という話なら乗ってくる可能性があった。稲垣も3人からの打診なら嫌とはいわないだろう。問題のキムタクはマツコが千葉の高校時代の同級生なんです。それでマツコとの絡みという形でキムタクを呼んでいたそうです。こうしたもくろみが外れ消滅した結果があの寸劇だったというわけ」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?