米アカデミー賞圧勝ムード 「ラ・ラ・ランド」何が凄い?

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 ストーリーは、女優志望のウエートレス(エマ・ストーン)と、売れないジャズミュージシャンの男(ライアン・ゴズリング)が引かれ合うラブロマンス。だがやがて男が成功すると2人の関係にきしみが生じてゆく。肝心の出来栄えと、受賞の可能性についてはどうなのか。

「多少のひねりはあれど王道の展開を味わう映画。『セッション』のような斬新さは期待しないほうがいい。とはいえ50年代以降、ハリウッドではブロードウェーなどの原作がないオリジナルのミュージカル映画は完全に下火で、企画も簡単には通りません。そんな中、チャゼル監督がその“最難関”に32歳の若さで果敢にチャレンジした点に好感を持つ業界人は少なくないでしょうから、GG賞に続き本命のオスカー受賞も大いにあり得ます」

 アカデミー賞受賞で、日本の興行シーンでも大ブームを巻き起こすのか。

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