“元ヤクザ”ボクサー大嶋宏成さん 壮絶「入れ墨」除去語る

公開日: 更新日:

「入れ墨を入れた胸と腕に、尻と太ももの皮膚を移植しました。飯田橋の警察病院で手術に6、7時間かかったかな。手術後は少し動くと血が出るので、ずっとおむつを着けてました。のたうち回りたいほどの痛みは今でも忘れられません。そんなわけで、4カ月間は何もできない状態。当時、輪島(功一)さんのジムでトレーナーだった山本(幸治)さんには、さんざん世話になりました。やっとトレーニングができたのは手術から半年後です」

 1997年7月に22歳でデビューした大嶋さんは連戦連勝。98年、7戦目にして全日本ライト級新人王に輝いた。

 その後も勝ち星を重ね、2000年に行われた日本ライト級王者のリック吉村戦では、後楽園ホールの入場者数レコードを記録。テレビ東京系がゴールデン枠で中継したほどの人気だった。しかし、東洋太平洋タイトルと2度挑んだ日本タイトルは、ついに手中にできず、05年8月に引退した。

「最後の試合は日本スーパーライト級王者の木村登勇戦です。パンチとバッティングで右目から出血し、一方的な試合で4回TKO負けでした」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった