“元ヤクザ”ボクサー大嶋宏成さん 壮絶「入れ墨」除去語る

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「一番のオススメは、自家製チャーシューと秘伝のしょうゆラーメン(800円)。毎月、最初と最終火曜日の17時から20食限定です。うちのマスターは有名ラーメン店仕込み。絶品ですよ」

■ヤクザから足を洗いプロボクサーの道へ

 さて、大嶋さんは茨城県結城市の中学を卒業後、県下に勢力を持つ暴力団の親分と杯を交わし、正式な構成員に。胸と両腕に入れ墨を彫った。その後、3度の傷害事件の末に、小田原少年院に収監された。

「出院するまで1年2カ月かかりましたが、自分と本気で向き合った結果、ヤクザに戻るのをやめました。毎月面会に来てくれた元ボクサーの親父の影響もあり、プロボクサーを目指すことになったのです。ただ、問題は入れ墨でした。いくつものジムの門をたたいたのですが、『入れ墨はダメだ』とことごとく断られ、ようやく認めてくれたのが輪島スポーツジム。入れ墨を消すことでJBC(日本ボクシング協会)もプロテストの受験を認めてくれました」

 とはいえ、入れ墨を消すのは並大抵のことではなかった。

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