借金40億円を完済 坂口杏里の母・良子さんのたくましさ

公開日: 更新日:

 お金に困ってホストから3万円を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂容疑で逮捕された坂口杏里(26)。恐喝というよりはガキのカツアゲ程度の金額、しかも、ホストに要求したという救いようのなさにあんぐり……。

 これで杏里は“ジ・エンド”という空気が充満しているが、4年前に亡くなった母・坂口良子のたくましさをぜひ、見習った方がいい。美人女優として有名だった坂口だが、スキャンダルにまみれ、公の場に姿を現さない時期もあったのだ。

 結婚は86年。坂口は30歳で、当時はバブル真っ盛り。ご多分に漏れず相手は不動産会社役員。時を待たず巨額の申告漏れが発覚し、坂口は「地上げ屋の女房」と書き立てられた。91年、そんな時代に生まれたのが杏里で、お金に苦労して育ったようだ。

 その後、夫の会社は破綻状態になり、坂口名義の自宅が知らない間に担保に入れられ、ついに離婚に至った。その過程で知らない間に連帯保証人にされ、背負わされた金額がなんと40億円にのぼっていることも判明。借金を必死に完済し、プロゴルファーの尾崎健夫と再婚――。大腸がんを患わなければ今も幸せな生活を送っていたはずだ。

 杏里はそんな母・良子を見て育ち、秘めた思いもあるはず。40億円を背負ってもくじけなかった姿を思い出し、なんとしても、立ち直ってほしい……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー