追悼CDに雑誌特集も 大河“政次ロス”は現代女性の矛盾願望

公開日: 更新日:

 たとえば、好きな女のために思いをひた隠すのは、どちらかといえばひ弱なキャラクターだが……。

「そこがいいんです。女性が強くなって、昔のような“俺についてこい”的なマッチョ男は必要ない。それより心から自分を思ってくれる“優しさ”こそ、現代女性が男性に求めるものなのです。その一方、男性に頼りたい、引っ張っていってほしいという矛盾した願望もあるのが女性心理。政次は、そんな矛盾した女性心理の憧れです」(関氏)

 頭のキレる小野政次は、直虎も全幅の信頼を寄せる頼れるブレーンだ。

 そしてもうひとつ、報われない“不憫さ”も、女性を胸キュンさせるキーワード。

「報われない恋は本来女性キャラの役割。男なのに女性自身も投影できる類いまれな役柄だと言えます」(関氏)

 究極の悲劇のヒーローだが史実はどうか?

「井伊家を乗っ取り、攻め込んできた家康に子供2人と共に処刑されています。フィクションとはいえ、あまりに真逆な設定には違和感があります」(歴史研究者の渡邊大門氏)

 そういえば、制作者も作家も女性。女性による女性のための女性の大河と思えば、政次ロスは“狙い通り”か。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    Snow Man佐久間大介が城西国際大学メディア学部映像芸術コースで培った“強力な武器”

  3. 3

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  4. 4

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 5

    松本若菜“シャイニング顔”で奮闘も…「君の好きは無敵」視聴率4.3%からの反撃を阻む“アラ還コンビ”

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    伝説の『アメリカ横断ウルトラクイズ』来年復活へ 番組を取り巻く環境の激変で日テレに突きつけられた課題

  3. 8

    反町隆史「GTO」は視聴率3%台に…同じ“復活作”でも「プラダを着た悪魔2」と明暗分けた大きな違い

  4. 9

    不倫問題の西武・源田壮亮に同情が集まる意外なワケ…妻・衛藤美彩の“幸せアピール”に疲れ果てた?

  5. 10

    「VIVANT」は観光客を呼べる! ロケ地巡りビジネスが大繁盛

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    佐藤輝明の「メジャー移籍強行突破」に現実味…“阪神残留説”も「折れるつもりはない」の声

  3. 3

    反町隆史「GTO」は視聴率3%台に…同じ“復活作”でも「プラダを着た悪魔2」と明暗分けた大きな違い

  4. 4

    高市首相が改造人事で払わされる代償…消費減税めぐり麻生副総裁の「要望」を一蹴していた

  5. 5

    故・可愛かずみさん結婚直前“謎の死”から27年…親友・川上麻衣子の投稿で思い出されること

  1. 6

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  2. 7

    沖縄尚学・末吉良丞は「TJ手術見込み」でもドラフト指名されるのか…プロ入り断念、大学進学のウワサも噴出

  3. 8

    日本ハム清宮幸太郎は「代打打率.625」 スタメン落ちに文句タラタラでも新庄監督の思うツボ

  4. 9

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 10

    高市首相がノー天気「物価高対策」X投稿で“赤っ恥” GDP3期プラスでも個人消費「低迷」の深刻度