関係者が述懐 安室奈美恵がライブに込めた引退決意の伏線

公開日: 更新日:

 歌手の安室奈美恵(40)の電撃引退発表から2日。安室ロスが広がっている背景には、彼女の「神がかった仕事ぶり」にもよるところが大きい。コンサートでは一切MCナシ、ひたすら歌い踊り続ける姿は“パーフェクト・ディーバ(歌姫)”と絶賛されていた。コンサートに携わった関係者がこう言う。

アイドルコンサートと違い、ファンは安室ちゃんのステージの完璧さ、ストイックさを求めていました。振り付けを渡すと、バックダンサーが1曲3時間かかるのに、彼女はたったの20分で振りもフォーメーションも完璧。振付師によっては踊りにくいこともあるはずですが、文句を言ったり、アレンジすることもなく、100%を再現。リハーサル中は一切おしゃべりをせず、無駄な時間をつくらない。かといって孤独を埋めるように、取り巻きを従えてくることもない。ステージに対する姿勢は真摯そのものでした」(ステージ関係者)

 沖縄アクターズスクールに合格するも、学費が払えずに辞退。スクール側が特待生として無料で受講させたものの、バス代が払えず、大きなリュックを背負い、往復3時間かけて徒歩で通っていた小学5年生の頃からステージにかける真摯な思いは変わらない。離婚した直後、元夫のSAMにダンスの監修をしてもらっていたのもシンプルに自分のステージにとってベストな選択だった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る