電撃再婚はあるのか? 安室奈美恵が「山口百恵」となる日

公開日: 更新日:

 突然の発表に衝撃が走った。歌手の安室奈美恵が40歳を迎えた20日夜、自身のホームページで来年9月16日をもって引退することを発表。今年、デビュー25周年を迎えたことに触れ、ファンへの感謝をつづるとともに、〈引退までのこの1年アルバムやコンサート、最後にできる限りの事を精一杯し、有意義な1年にしていきたいと思ってます。皆様、安室奈美恵の最後の1年を、どうぞよろしくお願い致します〉と呼びかけた。

 安室は先日、故郷の沖縄でデビュー25周年ライブを成功させたばかり。まだまだ第一線でやっていくと思われていただけに、驚きは大きい。安室に憧れ、芸能界入りした女性アーティストたちやファンからは悲鳴が上がるとともに、「ひとつの時代が終わった」という声も漏れた。「やっぱり山口百恵さんに似ていますね」とベテラン芸能記者の青山佳裕氏はこう言う。

「全く衰え知らずのときにキッパリと身を引こうという決断にはすがすがしさすら感じます。大きな決断をもスパッと下すところは、ある意味女性っぽくない印象もありますが、だからこそ、憧れられ、支持されるのでしょう。さらに惜しまれながらも、引退ロードを応援していこうと盛り上がっているところは、山口百恵さんの引退劇を彷彿とさせます。プロ意識の高い安室さんですから、そうした期待に応えてあまりあるパフォーマンスを見せていかれるのでしょう。百恵さんの武道館でのラストコンサート、白いマイクをステージセンターに置いてのラストシーンは日本芸能史に燦然と輝き、いまだに語り継がれていますが、その21世紀版として、伝説となっていくと思います。そして百恵さんと同じく、引退イコール結婚という道筋を行かれるのかどうか、要注目です」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」