著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

安室奈美恵 京都の一等地に新居購入は再婚への伏線か

公開日: 更新日:

「紅白」に落選するや自身のラジオで「紅白は見ない」と駄々っ子のような言葉を吐いた和田アキ子(66)。対照的に安室奈美恵(39)はNHKのリオ五輪のテーマ曲まで歌ったが、条件面で折り合いがつかず出場を断ったという。

 同じ歌手でも「紅白」に対する姿勢はここまで違う。かつて紅白は「出場するだけで翌年の仕事は安泰」とまで言われ、地方興行の多い演歌歌手にとっては大きな付加価値があった。時代は移り、さまざまなジャンルの歌手が出現。安室もその一人。テレビ出演は少なく、CDとコンサート中心で活動。チケットは今も即日完売するほどの人気。文句なしのJポップ界第一人者となったが、その姿勢はブレることがない。幼いころ海辺で特訓した沖縄空手から習得したキレのある踊りは健在。ファンを魅了する。

 紅白に出場することで「箔」と「人気」を維持する歌手とは必然的に考え方が違ってくるのも道理。私生活もおのずと違う。和田は幅広い交流と酒に関わるエピソードで名を馳せているが、安室は芸能界の人との交流も少なく、私生活を自ら露出することもない。それでも人気の高さはメディアの関心度を増す。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁