舞台「フェイクニュース」出演 女優・緑川静香の“雑草魂”

公開日: 更新日:

 バラエティー番組で極貧だった幼少期を赤裸々に告白し、話題を振りまいたのは記憶に新しい。女優でタレントの緑川静香(29)は、ある野望に燃えている。

「貧乏だったことを告白して肩の荷が下りてラクになった。99円の手袋をしていてもそれを隠さず、ネタにできる度胸もついたんですよ」

 5歳の時に父親が蒸発して以降、公園に生えていた野草とスーパーの試食で食いつないだ経験を持つ。ファニーな顔立ちだが、持ち前のド根性精神で複数のテレビのレギュラー番組を持つまでに。

 そして、「ずっとお芝居がしたくて、うずうずしていた」という大好きな舞台に2年ぶりに立つ。虚偽情報をあたかも真実かのように仕立てたフェイクニュースを題材とした作品で、若手代議士と男女の仲を取り沙汰される若手女優を演じる。

 緑川自身、フェイクニュースの被害に遭ったことがあるといい、なかでも悩まされたのはテレビ番組でステーキ店の食リポをしたVTRを巡っての出来事。

 番組内で「25歳になるまでお店で肉を食べたことがない」という意味で話したことが、簡略化したテロップなどの影響もあって〈そんなわけないだろう〉〈給食では出なかったのか〉などとプチ炎上。ネット媒体が記事にする事態にまで発展したという。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    悠仁さま筑波大進学で起こる“ロイヤルフィーバー”…自宅から1時間半も皇族初「東大卒」断念の納得感

  2. 2

    中山美穂さん急死、自宅浴槽内に座り前のめり状態で…大好きだった“にぎやかな酒”、ヒートショックの可能性も

  3. 3

    辻仁成は「寝耳に水」 中山美穂離婚報道の“舞台裏”

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  1. 6

    中山美穂さん急逝「加齢の悩み」吐露する飾らなさで好感度アップ…“妹的存在”芸人もSNSに悲痛投稿

  2. 7

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  3. 8

    【独自】急死の中山美穂さん“育ての親”が今朝明かしたデビュー秘話…「両親に立派な家を建ててあげたい!」

  4. 9

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  5. 10

    紅白出演をソデにした旧ジャニーズ痛恨の“判断ミス”…NHKに出たい若手タレントが大量退所危機

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がもしFA3連敗ならクビが飛ぶのは誰? 赤っ恥かかされた山口オーナーと阿部監督の怒りの矛先

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    悠仁さまの筑波大付属高での成績は? 進学塾に寄せられた情報を総合すると…

  4. 4

    大山悠輔に続き石川柊太にも逃げられ…巨人がFA市場で嫌われる「まさかの理由」をFA当事者が明かす

  5. 5

    織田裕二がフジテレビと決別の衝撃…「踊る大捜査線」続編に出演せず、柳葉敏郎が単独主演

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  3. 8

    どうなる?「トリガー条項」…ガソリン補助金で6兆円も投じながら5000億円の税収減に難色の意味不明

  4. 9

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  5. 10

    タイでマッサージ施術後の死亡者が相次ぐ…日本の整体やカイロプラクティック、リラクゼーションは大丈夫か?