異例の離婚会見 松居一代「勝利宣言」に透ける銭ゲバぶり

公開日: 更新日:

 前代未聞の離婚会見だった。13日に東京家裁の調停で、夫で俳優の船越英一郎(57)との離婚が成立したタレントの松居一代(60)。15日に都内の高級ホテルで記者会見を開いたのだが「やりました、離婚が成立しました!」とガッツポーズやVサインを連発。さらには、会見途中に実母に生電話をかけて「お母ちゃ~ん」と絶叫するなど、松居の独壇場だった。

 これまで松居はYouTubeなどで船越の不貞を主張。その証拠であるバイアグラや浮気相手の手紙を暴露するなど、行動はエスカレート。船越の謝罪を要求していた松居だが、この日は船越のことを「大っ嫌い」「真っ赤な赤の他人さまと思っていますので、謝罪とか、そういうものは必要なくなりました」など、言いたい放題だった。しかし、ハタから見ると、離婚したくて仕方のなかった船越の望む展開になったにもかかわらず、勝利宣言とはどういうことなのか。事情に詳しい芸能リポーターがこう言う。

「会見で松居は“私の中で一番守らなければならないのはただ一つ。財産分与です”と語っていたように、離婚に応じた理由はお金です。松居は株の投資や、おそうじグッズで儲けまくった。資産は100億円といううわさもあるほどです。確かに、船越自身の収入や財産を凌駕しているかもしれませんが、17年間の結婚生活の中で松居の連れ子を育て上げ、立派な社会人として送り出せたのは船越の尽力があってこそ。もし船越が正式に財産分与を要求すれば自宅や預貯金も夫婦で築いた共有財産とみなされて、かなりの金額が船越に分与されることになる。松居はそれが許せなかった。船越にカネを渡すくらいなら、腹立たしいのはさておき、素直に離婚に応じたというわけです」

 全てはお金のため。銭ゲバ極まれりである。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波