“リア充演出”逆効果だった 元HKTゆうこすが語るSNS活用術

公開日: 更新日:

基本的なことが抜け落ちている人が多い

 著書ではSNSでの苦しい日々、どうやったらSNSでファンを増やせるかが具体的に記されており、ヘタなコンサルよりもよくわかると定評がある。

「ありがちなNG例は、『おはよう』の言葉と“寝起きの自撮り”です。これだと自分のファン以外は返事に困るし、拡散もされません。フォロワーを増やしたいなら、意味のないものを載せない。何か読んでトクする情報や、意味のある写真をつけるようにすべきです。ビジネスで考えたらすごく基本的なことですけど、なぜかSNSだとそれが抜け落ちている人が多いんです」

 今年は自伝、コスメ本、コスメブランドも立ち上げ、実業家として着々と成功。23歳とは思えないほどビジョンがしっかりしている。

「実は、最初にコスメ本のお話を頂いたんですけど、『今までのストーリーを踏まえたSNSのビジネス本を作りたいんです』と逆提案して、単行本を書かせていただきました。SNSでポジションを確立するためにはどうしたらいいのか、とにかく体験から教えたいという、私の原動力の源を知っていただきたかったのです。自分が好きなことをブレずに発信し続けていたら、共感し、仲間になってくれます。そのつながり、信用こそ、私の強みだと思いますし、皆さんに伝えたいSNSの魅力です」

 今はオリジナルのコスメを製品化に向けて進行中だそう。

「原価計算から、香りやテクスチャー、パッケージまで決めることがたくさんあるんだなと気づきました。また、アイドルになりたい女の子たちからの相談も多いので、ワークショップを不定期で開催しています。街でスカウトされて『月に30万円お給料出す』って言われたらおかしい。何もできない女の子にそんな金額を出すほうがあり得ないですよね。そういう初歩の部分から、事務所選びなども、自分の経験からアドバイスしています」

 進化していくSNSで、今後も“SNSアドバイザー”として活動していきたいという。

「最近まで、ビジネスマン向けにSNSの使い方を連載していましたが、『生の声を聞けて良かった』という人もいれば『インスタ女子のアドバイスなんて意味がない』とコメントする方もいらっしゃいます。でも、SNSはアンチを取り入れてこそ。最近はリアルタイム動画の通販が話題になっているので、通販動画にチャレンジして、何かしらのトップをとるのが目標です。1番になったらノウハウを伝えたい。SNSはたったひとりでも発信できる、夢をかなえる場所。その楽しさを教える伝道師でありたいと思っています」 

▽1994年、福岡県生まれ。2012年にアイドルのHKTを経てブロガーになるも、心無いコメントでどん底の生活を経験。現在、自らを「モテクリエイター」と称し、SNSのフォロワーは計80万人超の人気ユーチューバーの一人に。「東洋経済」のウェブマガジン連載など、同世代女子以外に、ビジネス面でも注目されている。近著に「SNSで夢を叶える」(KADOKAWA)がある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    TBS「ラヴィット!」の“テコ入れ”に不評の嵐! グダグダぶりを楽しむ独自性損失で視聴者離れ加速危機

  2. 2

    「おい、おまえ、生意気なんだよ」 野村監督は俺の挨拶を“ガン無視”、暴れたろうかと考えた

  3. 3

    「オールスター感謝祭」で“ブチギレ説教” …島崎和歌子は今や「第2の和田アキ子」の域

  4. 4

    NHK朝ドラ「風、薫る」巻き返しを阻む“最大のネック”…見上愛&上坂樹里Wヒロインでも苦戦中

  5. 5

    米国とイランが2週間の停戦合意も日本は存在感ゼロ…お粗末すぎた高市外交を識者「完全失敗」とバッサリ

  1. 6

    スピードスケート引退・高木美帆にオランダが舌なめずり “王国復権の切り札”として白羽の矢

  2. 7

    高市政権が非情の“病人切り捨て”強行で大炎上! 高額療養費見直し「患者の意向に沿う」は真っ赤なウソ

  3. 8

    ブチ切れ高市首相が「誤報だ!」連発 メディア、官邸、自民党内…渡る政界は「敵ばかり」の自業自得

  4. 9

    JFAは森保一氏の“囲い込み”に必死 W杯後の「次の日本代表監督」のウワサが聞こえない謎解き

  5. 10

    『エニイ・タイム・アット・オール』1964年のジョンのギターを聴くだけで元気が出る