浜崎あゆみの対応は大失敗 SNSに翻弄される芸能人たち

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 5日、俳優の西田敏行(69)について「(西田が)激ヤセしたのは違法薬物のせい」などと虚偽の記事を書いていたブロガー3人が書類送検された。昨年から西田はこの噂のせいでCM出演などが激減し、警視庁赤坂署に相談していた。

 送検されたのは中部地方在住の40代女性、北陸地方在住の40代男性、関東地方在住の60代男性には面識はなく、単にアクセスを増やして広告収入を得る目的でウソをでっち上げていたのだ。芸能評論家の肥留間正明氏がこういう。

「ネット時代は個人が発信者になってしまう危険性をはらんでいるという典型でしょう。デタラメを流すのも非常に簡単で、距離が極端に近くなっている。対照的なのは浜崎あゆみのケースで、一般人の投稿に過剰反応してしまったことが失敗です。スーパースターが直接対応してしまったことでヒマなんだろうと思わせてしまいました」

 浜崎あゆみ(38)は3日、自宅の写真がツイッターに流出。「限度があります。先程、通報しました」とアカウント主の写真とコメントにあゆ本人が直接リツイートしたことで情報が拡散。発信者の力だけではここまでは広まらなかった。

「ウェブはバカと暇人のもの」という中川淳一郎氏の好著もあったが、それに踊らされるのはもっとバカだ。

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