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碓井広義
著者のコラム一覧
碓井広義上智大学教授(メディア文化論)

1955年長野県生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業。千葉商科大学大学院政策研究科博士課程修了。博士(政策研究)。81年テレビマンユニオンに参加。以後20年、ドキュメンタリーやドラマの制作を行う。代表作に「人間ドキュメント 夏目雅子物語」など。慶應義塾大学助教授、東京工科大学教授を経て現在、上智大学文学部新聞学科教授。専門は放送を軸としたメディア文化論。著書に「テレビの教科書」ほか。

葵わかな奮闘も NHK朝ドラ「わろてんか」の残念ポイント

 10月に始まった「わろてんか」も、間もなく前半戦終了だ。ここまで見てきて、反省していることがある。吉本興業の創業者「吉本せい」の生涯を、ドラマの形で見られるのではないかと期待し過ぎていたことだ。

 確かにNHKは放送前から、「せいはモチーフだが、あくまでもフィクション」と強調していた。あらためて、てん(葵わかな)とせいは別人だと思わなくてはならない。

 せいは、てんのように京都の老舗薬問屋の「お嬢さん」ではないし、幼少期から「笑い」にこだわってきたわけではない。また夫となる吉本泰三と「運命的な出会い」や「駆け落ち」をしてもいない。2人の共通点は、家業とは無関係な寄席を手に入れた夫を助け、事業の成功を目指したことだ。

 主演の葵わかなは、よく頑張っている。ただ残念ながら、てんという女性が物語全体を引っ張るキャラクターとしてはやや弱く、松坂桃李や高橋一生ら男たちのほうにばかり目がいくような印象を受けるのだ。

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