著者のコラム一覧
ラリー遠田お笑い評論家

1979年、愛知県名古屋市生まれ。東大文学部卒。テレビ番組制作会社勤務を経てフリーライターに。現在は、お笑い評論家として取材、執筆、イベント主催、メディア出演。近著に「松本人志とお笑いとテレビ」(中央公論新社)などがある。

松本や有吉も絶賛…牧野ステテコの“ないない尽くし”ネタ

公開日: 更新日:

 牧野ステテコという芸人の特徴は、B級感あふれたユルユルのネタと、それを演じる本人の屈託のない明るさだ。芸歴はとっくに10年を超えているが、ネタの内容からはそのキャリアの重みが感じられない。

 彼女の芸風は昔から変わっていない。いろいろなシチュエーションでスカートの下からパンツをのぞかせる女性を演じて、「パン、パンチラ~♪」というフレーズでつなぐコントが初期の代表作である。彼女が「THE W」で爆発的にウケた理由は、「キングオブコント」でにゃんこスターの縄跳びコントが爆笑を取ったのと同じである。つまり、大々的に行われる敷居の高いお笑いコンテストという場所だったからこそ、その雰囲気にそぐわない脱力系のネタが格別に面白く見えたのだ。

 彼女を高く買っているのは松本だけではない。爆笑問題有吉弘行(43)も自身のラジオ番組で牧野を絶賛していた。

 地下お笑いシーンから突如現れた「陽気な沙悟浄」が、まさかの大ブレークを果たす日も近いのかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  2. 2

    「マクドは健康保険と年金に加入できてよかった」 シニアが働き続けるために必要なこととは?

  3. 3

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  4. 4

    東京・蒲田の2駅結ぶ蒲蒲線、大田区と地元を取材して分かった実現のハードルと地元の思い

  5. 5

    東京・大井町、OIMACHI TRACKSと対照的な東小路飲食店街、商店街理事長が直面する2つの問題

  1. 6

    NHK夏の音楽特番「うたであえたら」は北川景子のMCが見事 カオスと化した近年の紅白はお手本に

  2. 7

    「山口組」抗争指定解除へ、それでも対立は続く…6代目幹部「喜ぶのは早い」

  3. 8

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  4. 9

    止まらない高市首相SNS発信に官邸総動員の実態…この週末は3日間で11連投も「ゴキブリ」投稿で大炎上

  5. 10

    清水アキラさんが三男急死の直前に語っていた“せがれ”のこと 良太郎さんに口説かれものまねショー復帰