著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

裏には打算も? 小泉今日子「不倫宣言」がもたらす結末は

公開日: 更新日:

「隠し続けてきたことを公表するには、なんらかの打算が働いているものです」(芸能関係者)

 小泉今日子が自ら公表した豊原功補との不倫関係。さまざまな意見が飛び交うが、意図するものははっきりしない。

 昔、タレントからこんな話を聞いたことがある。

「カツラを公表しようかと事務所に相談をしたが、『メリットがあるならやれ。なければ隠し通せ』と言われた。メリットがあるとすれば、一時の話題性と、せいぜいカツラのCMぐらいしかない。それで思いとどまった」

 同じカツラでも関西で活躍するフリーアナの山本浩之(55)は、局アナ時代に「ニュースを伝える身で隠していた事実があります」と放送中にカツラを取り大きな話題となった。その後、バラエティーにも引っ張りだこの人気者となった。

 山本の場合は嘘をついている自分を嫌い、正直に生きたいという決断が結果的にハイリターンを生んだ。

 小泉もアイドルの鎧をまといながら徐々に鎧を脱ぎ、自分に正直に生きてきた稀有な人。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった