沢田研二vs萩原健一…Jポップを“ライバル”で読み解く「ライバルたちのJポップ史」スージー鈴木著
「ライバルたちのJポップ史」スージー鈴木著
1960年代後半のグループサウンズブームのとき、ライバルと目されたのが、ザ・タイガースの沢田研二とザ・テンプターズの萩原健一だった。その後、2人はダブルボーカルのバンド、PYGを組む。
萩原はその頃、沢田の「すごみ」に気づいた。沢田は萩原のように自己主張せず、与えられた歌を誠実に歌い、プロデューサーがつくりあげたイメージを存分に表現して、一時代を築いていったのだ。
80年代の女性アイドルのライバルは、松田聖子と中森明菜である。聖子のヒット曲はほぼすべてがメジャーキーだったのに比べ、明菜はすべてマイナーキーだった。Jポップをライバルという視点で読み解く一冊。 (祥伝社 1980円)



















