W杯は天井知らずもMLBは放映権バブル崩壊…地方球団を襲う深刻な収入減
サッカーW杯の放映権料は天井知らずのバブル状態だ。
これに対し、メジャーリーグでは放映権バブルがはじけ、球団経営に深刻な打撃を与えている。MLBの放映権料はポストシーズンのゲームを中心とした全国放映権料と、レギュラーシーズンのゲームを実況中継するローカル放映権料の2本立て。前者はMLBが一括管理して30球団に均等に分配されるが、後者は各球団に運営が任されており、バブルがはじけたのはこのローカル放映権料の方だ。
米国では1980年代以降、3大ネットワークに代わってケーブル局や衛星放送局が台頭し契約者数を急増させた。それによりローカル放映権料は目を見張るペースで上昇を続けたが、2020年前後からケーブル局を解約してストリーミングサービスに移行する人たちが激増。それに伴い10以上の地方都市の球団とローカル放映権契約を交わしていたダイヤモンドスポーツ・グループ(DSG、旧バリースポーツ)の経営が急速に悪化。各球団への放映権料の支払いができなくなった末、86億ドル(約1兆3300億円)の負債を抱えて倒産した。


















