佐々木朗希に起きていた“異変”…計10イニングで9四死球、米挑戦騒動の重圧で縮こまった腕と心

公開日: 更新日:

2024年3月の記事②を再掲載

 佐々木朗希が不甲斐ない投球を見せるたび、SNS上では辛辣な声が吹き荒れる。高卒3年目に1試合19奪三振の日本記録、史上最年少の20歳5か月で完全試合を達成するなど投手として圧倒的なポテンシャルを持ちながら、なぜここまで叩かれるようになったのか。

 その背景には、ファンから「ゴネ得」とも揶揄された米挑戦騒動がある。23年オフに大きな物議を醸した古巣ロッテとの泥沼交渉劇、24年シーズンの不完全燃焼、そしてタンパリング疑惑まで取り沙汰されたドジャース入り──。日本球界最後の1年に何があったのか。当時の記事で振り返る。年齢、肩書は当時のまま。

  ◇  ◇  ◇

 剛腕がこの日も苦しんだ。昨17日の楽天戦に先発したロッテの佐々木朗希(22)が4回6安打4失点。初回に3本の二塁打を含む4安打1四球と畳みかけられ、いきなりの4失点で天を仰いだ。

「初回にMAX158キロを記録するなど、スピードはありました。にもかかわらず、小深田には153キロを右中間二塁打、島内には155キロを右翼線二塁打。いずれも引っ張られて長打を許した。球速表示ほどの球威、キレがなかった証拠です」(評論家の橋本清氏)

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