「蕁麻疹」のかゆみは抑えられる…薬の使い方がポイント
毎晩のように出る蕁麻疹の原因はストレスか、それとも何かのアレルギーか──。実は、蕁麻疹の約8割は原因を特定できない。島根大学医学部付属病院アレルギーセンター長の千貫祐子医師に話を聞いた。
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「原因を特定できない蕁麻疹で、6週間以上続くものを『慢性特発性蕁麻疹』と呼びます。『特発性』とは、『原因を特定できない』という意味の医学用語です。“ストレスが原因?”とおっしゃる患者さんもいますが、ストレスは悪化原因になるものの、発症原因にはなりません」(千貫医師=以下同)
原因を特定できる蕁麻疹なら、それを避けることが重要な対策の一つになるが、特発性蕁麻疹は避けるべき原因がないので、薬を使って症状を抑えることになる。
「原因はわからなくても、メカニズムは解明されつつあります。蕁麻疹のかゆみや炎症は、ヒスタミンという物質が放出され、皮膚組織の中の受容体と結合することで起こります。そこでヒスタミンが受容体と結合することを抑える抗ヒスタミン薬を使うことが治療の基本となります」


















