「何時間寝たか」より「毎日同じ時間に寝ている」方が大事
「何時間寝たか」より「毎日同じ時間に寝ているか」が寿命に影響する--。オーストラリアのモナッシュ大学のウィンドレッドらが、興味深い研究(2024年)を発表しています。
この研究は、ハーバード大学医学部やマンチェスター大学などに所属する研究者らが参加した国際的なもので、イギリスの大規模な健康データベース(UK Biobank)に登録されている約6万人もの大人を対象に、以下のような追跡調査を行うことで実証されたといいます。
参加者の手首に、動きを感知するセンサーを1週間巻きっぱなしにしてもらい、普段「いつ寝て、いつ起きているか」という客観的なデータを集めた上で、毎日の「睡眠時間(長さ)」だけでなく、毎日同じ時間に寝て、同じ時間に起きているかという「睡眠の規則正しさ」を0~100点で計算しました。その後、寿命と照らし合わせるため、センサーをつけてから平均して約6年間(最長約8年)、その人たちがどのような病気で亡くなったかという記録を追跡し、睡眠のデータとの関係性を調べました。
この膨大なデータと追跡の結果、「何時間寝たか」という長さよりも、「毎日同じ時間に寝て起きているか」という規則正しさの方が、長生きするためには重要だということが分かりました。


















