SNS発でバカ売れ「ドバイチョコ」 “韓流の聖地”東京・大久保で見つけたワンコインのうまさ

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 SNSで爆発的な広がりを見せたドバイチョコは、日本のスーパーや100円ショップなどでも見かける。韓国のスイーツに取り入れられているほか、ほかの食材とのマッチングも相次ぐ。人気スイーツの最前線を探った。

 ◇  ◇  ◇

 ルーツをひもとく前に現状をチェックすべく、東京・新大久保に足を運んだ。このエリアは、料理やスイーツなど韓国系の店が軒を連ね、Kポップのライブハウスも点在する。おなじみの韓流の聖地でも、ドバイチョコを取り入れたスイーツが大人気なのだ。韓国で生まれた「ドバイチョコもち(もちクッキー)」がそれで、女性向けトレンドメディア「Trepo」が行った2026年上半期Z世代トレンド調査のフード部門1位に輝いている。

 街をそぞろ歩くと、人気スイーツを手にスマホで写真を撮る女性がたくさんいる。スイーツを求める女性のパワーに圧倒されながら見て回ると、「ドバイ・ジェラート」まであった。もはやチョコではない。「ドバイ」とつけば、何でもアリ状態らしい。

 ならば、本物のドバイチョコはどこにあるのか。ドン・キホーテならあるのではないか。店をのぞくと、ありました。首長国のドバイを含むアラブ首長国連邦(UAE)産が1800円ナリ。ひとつ口に運ぶと、ビターチョコの中には、ねっとりかつザラザラした食感が広がった。不思議な味わいだ。

 調べたところ、ドバイチョコは、UAEの「FIXデザート・ショコラティエ」で生まれたチョコレートがルーツで、香り豊かなピスタチオペーストとザクザクした生地を重ねてチョコレートでコーティングするらしい。2021年に発売開始。本家の本物は何と1枚約120米ドル(約1万9000円)もする超高級品で、「世界一入手困難」といわれる。

 それが韓国に広がり、食感の音や映える見た目がSNSにマッチし、世界に拡散する中、日本でも爆発的な人気を呼ぶ。ブームが拡散しながら形を変えるのは世の常で、多くの人が手にしているのは“本家”とは似て非なるモノ。うなぎにひっかけたうなぎパイのような感覚だろうか。

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