二田一比古
著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

安室奈美恵は伝説に…引退前夜ラストライブで飾る有終の美

公開日: 更新日:

 今年5月、安室が沖縄県民栄誉賞を受賞したのも県民の声が後押ししたものだと思う。引退を惜しむ声は絶えないが、安室の生き方に今では賛同している。すでに引退コンサートは終了。残すは9月16日の正式引退の日だけがクローズアップされている。当初、「引退発表も沖縄。引退最後の日も沖縄公演がある」と喧伝されていたが、有力候補だった宜野湾海浜公園もライブ映像と花火大会のみで「出演はない」と発表された。

「スターになるきっかけをつくったのが故郷・沖縄。最後は県民に恩返しの公演をしたくても、全国からファンが集まり逆に混乱を招く」という背景もあるという話も聞く。可能性があるのはサプライズ。先だって、日テレの人気番組「世界の果てまでイッテQ!」に出演。これまでの安室には考えられなかった行動だった。沖縄の知人は、「宜野湾のライブ会場になんらかの形で出演。そこで“ありがとう”の一言だけでも出てくるのでは」と言い、県民は淡い期待を抱いている。

 結局、引退前夜の15日に宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開催される地元アーティストらとの音楽フェスに参加することが開催まで1カ月を切ったタイミングで唐突に発表。地元が生んだヒーローは地元で有終の美を飾り、伝説となるのか――。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず