「稼いだのは1カ月…」ブレークから10年たった鼠先輩は今

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 2008年、「ぽっぽぽぽぽぽぽ~♪」のフレーズが印象的なムード歌謡「六本木~GIROPPON~」で一躍有名になった鼠先輩(45)。ブレークした当時はテレビに引っ張りだこだった。ちょうど10年たった今、どうしているのか。

  ◇  ◇  ◇

 鼠先輩に会ったのは、昨年オープンした西武新宿線久米川駅から徒歩2分のバー「飲鼠(のみーまうす)」。トレードマークのパンチパーマにサングラス、白スーツ姿は今も変わらない。が、ネクタイには「ガッチガチの一発屋」の文字……。

 フリーで活動する現在は「地方営業が多いです。町のお祭りとかスーパーの土曜市、飲み屋のイベント。呼ばれれば全国どこへでも行って、どんなことでもやらせてもらいます」と鼠先輩。

 それでも、時にはビックリするような現場もあるという。

「富山県の夏祭りは、おじいちゃん、おばあちゃんしかいない人口190人の田舎町でした。で、楽屋がなかったんですよ。外に段ボールを敷いて着替えて、軽トラックの上で豆カラを使ってぽっぽぽっぽ歌いました。でも楽しかったですよ」

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