正反対キャラを演じきる 佐藤健“視聴率40%男”の存在感

公開日: 更新日:

 今期のドラマも終盤だが、ここにきて「義母と娘のブルース」(TBS系)が勢いづいている。

 初回平均視聴率11.5%から徐々に上昇、9月4日放送の第8話では15.5%とシリーズ最高記録を更新した。気がつけば今期連ドラのダンゼンのトップだ。

 物語は綾瀬はるか演じるキャリアウーマンが娘を持つ男性(竹野内豊)と再婚、慣れない家事や育児をキャリアウーマン時代に培った知恵と技を武器に奮闘する10年間を描いたもの。脚本はストーリーテラーの森下佳子。

「原作は4コマ漫画ですが、笑いあり涙ありで毎回、感動させられ、心温まるいいドラマに仕上がっています。綾瀬はもちろん竹野内のゆる~い感じも、娘・みゆき役の子(横溝菜帆)もかわいかったので、彼らが退場してしまう第2章はどうなることかと心配していましたが、その穴を佐藤健が埋めてくれました。綾瀬が勤めるパン屋のヤンキー店長を演じているのですが、このキャラがいい。最後、2人がどうなるのか気になるし、目が離せません」(ドラマウオッチャー)

 佐藤といえば、現在朝ドラ「半分、青い。」にも出演し、永野芽郁演じるヒロイン鈴愛と同じ日に生まれた幼馴染み・律を演じている。こちらはヤンキーとは正反対のヒロインを優しく見守る大人キャラだ。4日は23.9%を記録するなど好調をキープ。2つ合わせて視聴率は40%。今一番“持ってる男”佐藤健がさらに注目を集めそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝