安室奈美恵9.16引退余話 沖縄への“置き土産”は数十億円

公開日: 更新日:

 中でも空前の売り上げを記録したのは新聞だ。地元の「琉球新報」「沖縄タイムス」の両社では社屋に巨大ビジュアルを施し、1階では企画展を開催。琉球新報の入場無料企画展には2万6000人が訪れた。同社では引退日当日の16日と、17日には特集号を発売。17日の特集号は、15日に開催されたライブの写真とライブリポートが掲載されるとあって、なんと朝4時から国際通り周辺のコンビニでは新聞を求めるファンが続々。即、完売だった。

「通常分に加え、16日付は5万部、17日付は4万部を増刷し、18日時点で店頭分は完売しました。新聞を買い求めるために列をなすこと自体、前代未聞、社史に残る事件です」(同社担当者)

 安室の引退興行ビジネスは200億円規模ともいわれているが、この1週間の沖縄における経済効果も数十億円単位なのは確実。沖縄の最強コンテンツである安室の“置き土産”は地元への最高の恩返しとなったようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    世良公則氏やラサール石井氏らが“古希目前”で参院選出馬のナゼ…カネと名誉よりも大きな「ある理由」

  2. 2

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  3. 3

    浜田省吾が吉田拓郎のバックバンド時代にやらかしたシンバル転倒事件

  4. 4

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  5. 5

    「いま本当にすごい子役」2位 小林麻央×市川団十郎白猿の愛娘・堀越麗禾“本格女優”のポテンシャル

  1. 6

    幼稚舎ではなく中等部から慶応に入った芦田愛菜の賢すぎる選択…「マルモ」で多忙だった小学生時代

  2. 7

    「徹子の部屋」「オールナイトニッポン」に出演…三笠宮家の彬子女王が皇室史を変えたワケ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    新横綱・大の里の筆頭対抗馬は“あの力士”…過去戦績は6勝2敗、幕内の土俵で唯一勝ち越し

  5. 10

    フジテレビ系「不思議体験ファイル」で7月5日大災難説“あおり過ぎ”で視聴者から苦情殺到