“クドカンファミリー”でも…のんは古巣事務所に出戻り難航

公開日: 更新日:

 女優ののん(25)が純情産地いわて宣伝本部長として、岩手の新米PRイベントに出席した。

 のんといえば、2年前に独立騒動で前所属事務所・レプロエンタテインメントと対立し、芸名を能年玲奈からのんに改名。ところがこの10月上旬、のんはこれまでの不義理を謝罪するためなのか、レプロを訪れた様子が写真誌「フライデー」に掲載された。

 のんはレプロを飛び出して以来、地上波での仕事はゼロ。そんな八方ふさがりな状況の中、来年1月放映開始の宮藤官九郎が脚本を務めるNHK大河ドラマいだてん」の出演話が浮上。オファーを受ける足固めとして、前事務所に出戻りを画策していたというのだが……。

 芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。

「レプロ側からすれば、なぜ交渉の日時が漏れたかなど不信感でいっぱい。のん側は目先の『いだてん』出演に焦った揚げ句、すべて裏目に出てしまったといえます。これが水面下で交渉が進み、レプロ側から“出戻り”を発表したのなら、NHK大河へ途中参加もあり得たかもしれません。が、交渉の一部始終が流出したことでレプロの信用を失った。交渉は難航するでしょう」

 “クドカンファミリー”の一員であることを盾に起死回生をもくろんだが、オトナの世界は甘くないようだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」