IT専門家も太鼓判 北川景子主演"スマホ恐怖映画"のリアル

公開日: 更新日:

「何より驚いたのは、主演です。北川さんといえば、2012年頃に実際に“なりすまし被害”に遭った当事者。当時、彼女のフェイスブックには2万の『いいね』が付いていましたが、実はそれが偽ページだった。本人が公式サイトで〈なりすましページに温かい応援コメントをいただいているのを拝見し、非常に心を痛めております〉とコメントを出したほど。それにも関わらず、公式サイトの『いいね』は2000強。なしすましの方が大人気だったんです。北川さんもほとほと手を焼いていたはず」(守屋英一氏)

 フェイスブックのなりすましは実名登録だけに周囲も簡単に信じ込み、被害者が名誉挽回しようとしても時間がかかるのが恐ろしいところ。ある大手企業の人事担当者もこう明かす。

「ウチの会社でも、フェイスブックでライバルの同僚になりすまし、暴言や誹謗中傷を繰り返していたケースがあった。なりすまされた側の社員の評判はガタ落ちで、一時は仕事の評価にまで響いていましたね」

 偽ページでも厄介なのに、スマホを落として自分の本物のフェイスブックを乗っ取られでもしたら、目も当てられない。自己防衛のためには、厳重なパスコードと最低限のプライバシー設定を絶対に怠らないことだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い