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髙橋隆

1949年1月生まれ。学生時代に「走れコウタロー」で知られる「ソルティー・シュガー」の一員としてデビュー。大学卒業後はディレクターに転身し、ビクターエンタテインメントやテイチクエンタテインメントで数々のヒット曲を生み出す。代表作は「ダンシング・ヒーロー」「襟裳岬」「てんとう虫のサンバ」「白いギター」など。現在はフリーの音楽プロデューサー。

ダンシング・ヒーロー(後)タイトル案に思わず目が点…!

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 普通はワンコーラス歌わせて、良いところをつないでいくんですが、そうすると歌い出しとサビの声にあまり変化が出ません。なので、まずは1番のAメロだけ、次に2番のAメロだけとブツ切れに歌わせました。喉がなれて声が出てきたところで1番のサビ、2番のサビ。そして最後に大サビという具合に収録していくと、つないだ時に1コーラスの中に声の変化が生まれるんです。そんなふうにブツ切れで収録すること4時間。OKが出ても荻野目はピンとこない様子。そこでつないだ曲を聴かせると「なるほど」と納得してくれました。

 あとはタイトル。当初は歌詞にも出てくる「素敵なシンデレラボーイ」の予定でしたが、平社長が「荻野目にはオシャレすぎる」と言って首をタテに振りません。で、後日、平社長が考えてきたのが「ダンシング・ヒーロー」です。あまりにも直球だったので、思わず目が点になりましたが……今思えばわかりやすい良いタイトル。そしてわかりやすいメロディーこそ、今も変わらぬヒットの法則なんだと、昨年のバブリーダンスでのリバイバル、今年の「U.S.A.」の人気を見て思いましたね。 (聞き手・いからしひろき)

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