著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

「嵐」の復活は…大野智の“体型キープ”発言から推測できる

公開日: 更新日:

 嵐がたいへんなことになっている。

 なにしろ、絶頂期の国民的人気アイドルグループが活動休止だというのだから、ファンに与えた衝撃は凄い。社会的、経済的にも大きな影響が出てくる。

 2020年の大晦日で休止だというから、2年近くは残っている。今は全国50公演行われるコンサートツアーの真っ最中だが、この経済効果がデカい。大箱のドーム球場のみというツアー全部で237万5000人を動員、チケット代金(1席9000円)とグッズで1人2万円以上は使うといわれているから、これだけで500億円以上になる。現在発売中のDVDなどは売り切れ続出で、追加されるほか、新たにベスト盤やニューアルバムを出して、今年1年だけで700億円は超えそうだ。

 で、これまでが今年だけの話で、いま予想されているのが、来年のファイナルイベントだ。まだ詳細は発表されていないが、オリンピックイヤーで、彼らがオリンピック絡みで登場するのは確実だし、オリンピックが終わった後も使われる、「新国立競技場」での特別コンサートが行われる可能性も高い。フィールドも客席にするので8万人くらいは入りそうだし、仮に活動休止までの最後のライブとなれば10日連続だって可能だろう。先ほどの計算を当てはめれば、80万人動員で200億円の売り上げが期待できる。CD、DVD、特番、CMと拡大していけば、この2年で1500億円超えは間違いないところだろう。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    号泣の渋野日向子に「スイングより、歩き方から見直せ!」スポーツサイエンスの第一人者が指摘

  2. 2

    崖っぷち渋野日向子に「日本人キャディーと縁を切れ」の声…外国人起用にこれだけのメリット

  3. 3

    だから今年の日本女子オープンはつまらない…“簡単コース”で予選カットラインは史上最少「-1」

  4. 4

    森保監督がブライトン三笘薫を代表招集外にしたウラ側…10日パラグアイ戦、14日ブラジル戦へ

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  2. 7

    フリーの風間俊介&生田斗真は大活躍も…旧ジャニ「ドラマ班」次世代は“自称”止まりの寂しい現状

  3. 8

    テレビはグルメ、熊、線状降水帯ばかり…もっと大事なことを放送したくないための隠れ蓑か

  4. 9

    前代未聞の壮絶不倫・当事者のひとりがまたも“謎の欠場”…関係者が語った「心配な変化」とは???

  5. 10

    次の自民党総裁選が誰でも菅義偉が“陰の主役”…絶対王者の力の源泉は何なのか?