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二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ジャニーズ事務所<1>スキを見せない「帝国」に生じた軋み

公開日: 更新日:

「SMAPが個人活動中心のスタイルを確立して成功したことで、後輩のTOKIOやV6も倣うように続いた。個人活動が増えたことで、グループ活動が新鮮になり、個々の人気が継続するようになったと思う」

 アイドル人気が長く続くことは束縛される日々も続く。嵐の大野智が活動休止の理由としてあげた「一度何事にも縛られず、自由な生活をしたかった」という言葉がアイドルとして20年生きてきた心の叫びにも聞こえる。アイドルは人気と引き換えに私生活に制約がかかる。かつては恋愛も暗黙のうちに禁止されていた。最近は結婚も解禁になったとはいえ、個々の人気、立場によって踏み切れるかどうかは違ってくる。打破するには自ら動くしかない。大野は「アイドル卒業」の手段として芸能活動の休止を選択した。それはアイドルの育成から管理までしてきた事務所の根幹が揺れ動き出してきた証しでもある。 (続く)

【連載】芸能プロの「光と影」

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