口腔がんを告白 常に“元気印”堀ちえみさんの壮絶闘病人生

公開日: 更新日:

 これはファン、とりわけ1980年代のアイドル時代から堀を見てきた中高年世代にも衝撃的だったに違いない。芸能リポーターの城下尊之氏が言う。

堀ちえみさんは、元気印がトレードマークのような方。素直で一直線、裏表のない人物だということが取材のたびに伝わってきました。現在も大阪のMBSテレビの情報番組(『ちちんぷいぷい』)などにレギュラー出演されていたので、大病を患われ大手術に臨まれると伺っても、耳を疑ってしまいます。ファンも最初はキツネにつままれたような気持ちではないでしょうか」

 常に「元気印」の堀さんはこれまでも度重なる試練を乗り越えてきた。2017年3月のブログでは、初期のリウマチと神経障害性疼痛を患い、投薬治療中であることを明かす。神経障害性疼痛はピリピリと電気が体に走るような痛みがあり、またリウマチの治療薬は服用するとしばらく横になるほど、気持ちが悪くなったという。18年5月には、テレビで「特発性大腿骨頭壊死症」を患っていると告白。堀はセラミック製の人工股関節を入れる手術を受けた。また、同年7月には自家用車の運転中、交差点で追突事故に遭い、頚椎捻挫のケガを負うなど不幸が続いた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  2. 2

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  3. 3

    阪神・佐藤輝明が“文春砲”に本塁打返しの鋼メンタル!球団はピリピリも、本人たちはどこ吹く風

  4. 4

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  5. 5

    広末涼子「実況見分」タイミングの謎…新東名事故から3カ月以上なのに警察がメディアに流した理由

  1. 6

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  2. 7

    国保の有効期限切れが8月1日からいよいよスタート…マイナ大混乱を招いた河野太郎前デジタル相の大罪

  3. 8

    『ナイアガラ・ムーン』の音源を聴き、ライバルの細野晴臣は素直に脱帽した

  4. 9

    初当選から9カ月の自民党・森下千里議員は今…参政党さや氏で改めて注目を浴びる"女性タレント議員"

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」