フジ椿原アナ参戦か 報道キャスター“矜持と屈辱”戦国時代

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「報道ステーション」(テレビ朝日系)降板が退社の引き金となった小川彩佳アナの事例からもわかるように、女性キャスターはプライドで生きている。コケにされたら、それがライバル局であろうと裏番組であろうと、オファーを受け入れてリベンジを果たす。それくらいの矜持と根性がなければニュースキャスター稼業は務まらない。

■「NEWS23」は小川アナ加入でTBSアナ意気消沈

「4月から小川アナのキャスター起用が内定している『NEWS23』ですが、TBS局内、もっというとアナウンス部の空気は異常に重い」というのはTBS関係者だ。こう続ける。

「現在の雨宮塔子キャスターはOGだからまだしも、小川アナが『23』に起用されたら、TBSは『あさチャン!』(夏目三久)、『ビビット』(真矢ミキ)、『Nスタ』(ホラン千秋)という平日の帯のニュース、情報番組の女性キャスターが全て外部からの起用になる。局アナはいくら報道キャスター志望でも活躍の場がない。腐るのも当然で、会社に見切りをつけて退社が相次ぐのも理解できます」

 まさに女性キャスター戦国時代の到来。踏まれても蹴られても会社にしがみつく男性アナとは対照的である。

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