吉高「定時で」も視聴率上昇 TBS火曜22時ドラマに“仕掛け”

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 女優・吉高由里子の主演ドラマ「わたし、定時で帰ります。」(TBS系=火曜夜10時)が好調だ。23日に放送された第2話の平均視聴率は10・4%と初回から0・9ポイント上がった。

 連ドラは第2話で数字を落としがち。今期も、フジテレビ系「ラジエーションハウス」(0・4ポイント減)、テレビ朝日系「緊急取調室」(1・8ポイント減)、TBS系「インハンド」(1・8ポイント減)など、人気ドラマでも軒並み下げている。

 そんな中で「定時で」は上昇した。

「そもそも、TBS火曜22時枠は2話目で視聴率が上がる傾向があります」と、キー局関係者がこう続ける。

「この枠は、昨年10月期の『中学聖日記』(有村架純主演)、今年1月期の『初めて恋をした日に読む話』(深田恭子主演)と、2期連続で2話目に視聴率を上げ、いずれも最終話で最高視聴率をたたき出しています。30代前後の女性をターゲットにしていて、定番の医療モノ、刑事モノとは違う目新しいドラマが多い」

 そして今期の「定時で」と、3期連続上昇ともなれば、たまたまではないだろう。

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