K-POP旋風を牽引したJYJとBIGBANG 立て続けに不祥事の裏側

公開日: 更新日:

 先日、元東方神起のメンバーで、JYJのパク・ユチョン(32)が覚せい剤を使用したとして逮捕され、事実上の引退に追い込まれた。2000年代、日本でのK-POP旋風を巻き起こし、日本での知名度も高かっただけに、日本国内でもトップニュースとして取り上げられた。

 また、それに先立ち、こちらも同じく日本での韓流ブームも牽引し、いまだに日本でも大人気グループとして降臨しているBIGBANGのメンバーであるV.I(28)も引退へ。自身が経営に関わるクラブで、顧客に買春をあっせんした容疑で逮捕状が請求され、逮捕も時間の問題となっている。

 他にも、自身のチャットグループで他のメンバーが撮影したわいせつ動画を共有したことが公になり、一連の事件は社会問題にまで発展しているのだ。

 元東方神起でJYJのユチョン、そして、BIGBANGのV.Iと立て続けに韓流アイドルの2大巨塔として活躍したアイドルグループのメンバーの不祥事、引退に戸惑うファンが多かったはずだ。

 ユチョンは、2010年に東方神起として日韓でトップアーティストとして活躍していた最中、所属先の大手事務所であるSMエンタ―テイメントとお家騒動を起こし、他のメンバー、ジェジュン、ジュンスとともに脱退。その後、当時は、弱小事務所であったC-JeSエンターテイメントに所属し、3人でJYJとしてスタートを切ったものの、SMエンターテイメントを敵に回したものだから、地上波から締め出されるは、日本での活動も制限されるは、さらに、所属事務所の代表が暴力団と関与していることが明るみになるはで、幸先の良いスタートを切ることはできなかった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い