なすびさんの不屈の精神力「今は電波少年に感謝の気持ち」

公開日: 更新日:

「アパートに軟禁され、さまざまな懸賞にハガキ応募し、賞品総額が100万円になったら解放されるという企画でした。深夜帯の放送だったのに視聴率が30%を超えることもあって、韓国編を追加。トータルで1年3カ月にもなりました」

 プロデューサーから渡されたのは、大量のハガキと筆記用具、乾パンだけ。パンツもシャツも脱がされ、スッポンポンで生活がスタートした。

■独りハガキを書き続ける極限状態でついた精神力

「最初はタオルがないので、シャワーを浴びた後は水浴び後の犬がやるように体を振り、エアコンの風で水滴を飛ばしてました。もちろん、布団もなかった(笑い)」

 食料が尽きた時は、ドッグフードも食べた。

「味? レトルトはあまり味がせず、ドライは変なビスケットみたいな感じ(笑い)」

 父は警官。「勘当されてもおかしくない」と覚悟した。

「もう二度とやりません。でも、独りでひたすらハガキを書き続けるという極限状態を耐え、不屈の精神力がつきました」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」