浅草演芸ホールのお客は素直というか子供っぽいというか…

公開日: 更新日:

 1988年、林家一楽は師匠である2代目正楽の前名、小正楽を襲名した。落語家でいえば、真打ちに昇進したようなものだろう。それを機に、師匠とは違った紙切りに挑んだ。作品が大きく映るOHP(オーバーヘッドプロジェクター)を使うようになったのだ。

「きっかけは太神楽の鏡味仙之助・仙三郎、奇術の花島世津子の3組で、勉強会を開いたことです。寄席ではやらないことに挑む会なので、OHPを使ってみました。師匠が何度か使ってましたが、操作が面倒だとやらなくなってた。それを使って一枚ずつ見せるのでなく、いくつもの形がつながっている長い作品ですね」

 どういうものかというと、紙切りのパレードだと思っていただきたい。たとえば、ミッキー、ミニー、ドナルドなどディズニーのキャラクターがつながって次から次へとOHPを通過する。それが終わると、サザエさん一家が通る。さらに神輿、山車などのお祭り風景がつながって映る。その長さは数メートルに及ぶのだ。

「OHPを使うと大きな影絵として映るので、後方の客にもよく見える。寄席でも鈴本演芸場みたいに客席が縦に長い所では使ったほうがいいのです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    箱根駅伝中継所ドクターは全員が順大医学部OB…なぜか協力しない大学がウジャウジャ

  2. 2

    青学大駅伝選手 皆渡星七さんの命を奪った「悪性リンパ腫」とはどんな病なのか?

  3. 3

    統一教会「自民290議員支援」で黒い癒着再燃!ゴマかす高市首相をも直撃する韓国発の“紙爆弾”

  4. 4

    「インチキ男 ジャンボ尾崎 世界の笑い物」マスターズで不正しても予選落ち(1994年)

  5. 5

    萬福(神奈川・横浜)異彩を放つカレー焼麺。常連の要望を形にした強めのとろみ

  1. 6

    浜辺美波 永瀬廉との“お泊りデート”報道追い風にCM契約アップ

  2. 7

    神田沙也加さん「自裁」の動機と遺書…恋人との確執、愛犬の死、母との断絶

  3. 8

    長澤まさみ「結婚しない女優」説を覆したサプライズ婚の舞台裏… 福永壮志監督と結びつけたのは?

  4. 9

    スライム乳の小向美奈子はストリッパー歴12年 逮捕3回経て

  5. 10

    悠仁さま初の新年一般参賀 20年後「隣に立つ皇族」は誰か? 皇室に訪れる晩婚・少子化の波