本家本元の小泉今日子に「キョンキョンですよね」

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 喬太郎は以前から「女を演じるとうまい」という評価を得ていた。特に可愛い女が。大病から復帰後、それに加えて、登場人物がエキセントリックになったり、狂気を発することがあり、圧倒的に笑いの量が増えた。

 さらに、笑いの中にもペーソスがある新作もできた。「ハワイの雪」「母恋いくらげ」などがそうで、滑稽なだけでなく、噺全体に哀感が漂うのだ。

「それは僕の中に陰の部分があるからだと思います。昇太兄さんに、『喬太郎はその気になればどんな滑稽噺でも人情噺になっちゃうからな』と言われましたが、落語の登場人物たちの人間性が哀しみをかもし出す。それはつかこうへい劇団の芝居の影響かもしれません」

 確かに、喬太郎の新作はつかの芝居に通じるテイストがある。

「『ハワイの雪』で泣かせようと湿っぽく演じていたら、師匠のさん喬に『ああいう噺は明るくやったほうが哀しいんだ』とアドバイスされました。まさに目からうろこでした」

 2000年3月に真打ち昇進。先輩12人を飛び越しての抜擢昇進だった。

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