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小田桐誠立教大学・武蔵大学非常勤講師

1953年青森県生まれ。出版社勤務を経て79年から著述業に専念。著書に「ドキュメント生協」「消えたお妃候補たち」「PTA改造講座」「テレビのからくり」「NHKはなぜ金持ちなのか?」など。07年9月から15年3月までBPO「放送と青少年に関する委員会」委員を務める。

TBS「はやドキ!」中村尚登 ラジオで培った歯切れの良さ

公開日: 更新日:

診断結果は…【良】

 米国とイランの緊張が続く中東ホルムズ海峡付近では先月中旬、日本の海運会社のタンカーなど2隻が攻撃された。トランプ米大統領は「イランがやった」「(タンカーは)自国で守るべきだ」と強調している。

 先月25日、TBS系「はやドキ!」でこの問題に触れた、同局ラジオニュースデスクの中村尚登は歯切れが良かった。

「(イランとの)核合意から離脱して緊張を生んでいるのはトランプだ。自国で守れと言うが『米国さえよければ、それでいいんだ』がトランプの発想」

「はやドキ!」では日替わりで解説者が登場。その中で火曜日が一番メリハリがあり、「なるほど」とうなずける解説を聞くことができる。

 中村尚登の名前は正直、あまり馴染みがなかったが、経歴を調べて納得できた。1981年慶大法学部を卒業後、TBSにアナウンサーとして入社、6年後に報道局に異動。その後はラジオが長く、2年前に定年を迎え、フリーになった。TBSラジオで月・木のニュースを担当、「伊集院光とらじおと」にも出演している。

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