闇営業で淘汰始まる お笑い界に“非・吉本芸人”の時代到来

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 胸をなで下ろしたベテラン芸人がいる一方で、舌を鳴らした芸人もいたのではないか。

 今週発売の「フライデー」は〈スクープ第5弾 吉本興業の闇営業〉と見出しに掲げたものの、具体的なタレントの名前は出さずイニシャルにとどめた。ただ、フライデー編集部には情報提供の電話が殺到しているといい、裏が取れ次第、新たな闇営業芸人の名前が飛び出しそうだ。

 身に覚えのある芸人は頭を抱えて困憊しているというが、中には喜んでいる芸人もいるという。

「吉本興業には所属芸人が約6000人います。飽和状態のまま上の世代がつかえていたら、ボクらはいつまで経っても日の目を見れない。先輩芸人は尊敬すべき存在ですが、弱肉強食の世界ではライバルでもある。ある意味、今回の闇営業問題は、お笑い界で淘汰が始まるいい機会になるんじゃないかと思うんです」(ある芸人)

 雨上がり決死隊宮迫博之をはじめ、今回謹慎処分を受けた吉本芸人は40代の中堅が多かった。確かに、この世代がゴソッと抜ければ若手にチャンスが巡ってくる可能性がある。

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