闇営業に走ったのは 恐妻家&小遣いなし芸人の切実“懐事情”

公開日: 更新日:

 先週、反社会勢力の会合で闇営業を行ったとして、新たにお笑いコンビ「スリムクラブ」の2人が無期限謹慎処分を受けた。謹慎処分を受けた芸人の数は、吉本興業所属の芸人13人と、ワタナベエンターテインメント所属の芸人「ザブングル」の2人の計15人となった。その余波は収まるどころか、ますます広がりそうだ。

「最初に闇営業を報じたフライデーだけでなく、報道各社には今も多くの情報が寄せられています。多いところでは、週に10本近い情報が寄せられ、中には薬物を使ったパーティーなどの情報もある。大物芸人はもちろん、有名演歌歌手やコワモテ俳優の名前も出ています。ただ、情報源の大半が現役のヤクザや反社関係者ということもあり、情報の裏どり取材や精査に時間を要しているようです。そういう意味でも、謹慎処分になったのはほんの一握り。タレントが戦々恐々とする日々はまだまだ続くでしょう」(芸能ライター・弘世一紀氏)

 吉本興業は6月27日、公式ホームページで、大崎洋会長以下、グループの全社員、全タレントの連名で、コンプライアンスの徹底と、反社会勢力排除の決意表明を行った。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁