「ラピュタ」17回目で14.5% ジブリ作品が飽きられないワケ

公開日: 更新日:

 それにしても、「ラピュタ」に至っては17回目の放送だ。なぜ、長年にわたって人気を維持できるのか、だんだん不思議になってくる。映画評論家のモルモット吉田氏に聞いてみた。

アニメなので子ども向きの作品ではありますが、世代を越えて親子でも楽しめる作品です。ジブリ作品は何回も見ている人が多く、内容も頭に入っているので、忙しい人でも“ながら見”や、好きなシーンだけ見ている人も少なくないのでは。ジブリ作品が広く一般的に知られるようになった『魔女の宅急便』(1989年公開)以前の作品は、特に構成が緻密に作られ、作画も素晴らしい。『ラピュタ』は冒険活劇で40年代、50年代の古典的な娯楽映画を踏まえて作られているので、高齢者でも楽しめるのでしょう」

 とはいえ、いい加減、視聴者は飽きないのだろうか。

「アクションの見せ方がうまいですね。初めに謎があって次に何が起こるのか、大人でもハラハラドキドキさせられます。『ラピュタ』でいえば、飛行艇や天空の島がそうですが、宮崎さんは既存のものではなく、現実社会にないものを空想で作り上げるのがうまく、見ていて楽しい。初公開から数十年経っても、作品の中でしか存在しないものが多く、常に想像力を働かされるので飽きないのでしょう」(モルモット吉田氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「コンサル」名乗るシニアは「ほぼ無職」 それでも「自分は現役ホワイトカラー」の仮面を外せないオジさんたちの終わりなき戦い

  2. 2

    森保Jの悲劇的敗戦を分析…本気のブラジルに「コマ不足」「勝てるチャンスなし」「延長なら複数失点」

  3. 3

    橋本環奈に近日ゴールイン説が再浮上…破局説も流れた中川大志と表参道デート&高級パジャマ

  4. 4

    高市首相は筋金入りの嘘つき! 経歴詐称疑惑で米下院関係者が決定的証言「インターンだった」SNSで猛拡散

  5. 5

    森保監督は“海外流出”、佐野海舟・鈴木彩艶・上田綺世はビッグクラブ移籍か…W杯32強敗退でもバラ色の人生が

  1. 6

    「テレ東音楽祭」で歌詞が飛んだ「TRF」YU-KIに視聴者ビックリ! SAMの助け舟で何とか“復旧”のヒヤリ

  2. 7

    高市首相「小渕優子の乱」に真っ青! インナー辞任で4月消費税減税に暗雲…安易な“争点潰し”の大きすぎる代償

  3. 8

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 9

    杉並区長選は初日から勝負あり! “モノトーン”毛嫌いされた自民陣営がリベラル現職にWスコア惨敗の哀れ

  5. 10

    阪神・高橋遥人79年ぶり10連勝も…完全試合右腕が提言「配球を捕手任せにするな」