8月30日に再び株暴落か?「ジブリの法則」を市場が注視
先週末から今週にかけて、“ジブリの法則”が市場を直撃した。
ジブリの法則とは、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で高視聴率をキープするスタジオ・ジブリの作品が放送されると、その晩から翌月曜日にかけて株式と為替市場が大荒れになるというもの。2006年ごろからまことしやかに囁かれ始めたこのアノマリーを意識している市場関係者は少なくないという。
昨秋は10月26日に『もののけ姫』、11月2日に『紅の豚』と2週連続でジブリ作品が放送されると、ニューヨークダウはそれぞれ300ドル、109ドル下落し、ジブリの法則は健在だった。
そして、この夏も、8月16日に『千と千尋の神隠し』、同23日に『崖の上のポニョ』、30日に『天空の城ラピュタ』と3週連続の放送があり、投資家の警戒度はより高まった。
「16日のニューヨークダウは前日比249ドル高で引けましたが、23日の放送後、米中貿易摩擦でアメリカと中国による報復関税の応酬があり、ダウは終値で623ドル安、翌月曜日のドル円は一時104円台に突入、日経平均も終値で449円安の大暴落となりました」(市場関係者)