父とコンビ 新人時代の美ユルさんは多忙で逆流性食道炎に

公開日: 更新日:

 関西の父娘漫才で知られる三吾・美ユル。8月の父、三吾さんに続いて登場の美ユルさん(43)。父とデビュー後はバイトの日々で体を壊したこともあった。25周年を迎える来年からはホロッと泣ける漫才を目指す?

  ◇  ◇  ◇

 父とコンビを組んだのは高校卒業後。私はもともと宝塚とか舞台に興味があったんです。

 でも、高校生の時に父と同じ松竹芸能のレツゴー三匹のじゅん師匠の付き人を2週間させてもらえた時に「漫才はどうなん?」と話していただいたんです。

「漫才かぁ。父娘漫才は他におらんからお父さんとやるのはいいかも?」と考えました。

 父はすでに30年以上も漫才のキャリアがありました。母に相談したら、母は明るい人で「やり~! お父さんとやり~!」と勧めてくれて。

 父は乗り気じゃなかったけど、母が説得してくれて、卒業後から父娘で漫才の稽古を始めました。

 その頃はうまくしゃべれないから、父が書いたセリフをただ言うだけ。父からコテンパンに言われながら稽古をつけてもらってました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋