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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

巧い上に強い下ネタに命張るどぶろっく江口は太宰タイプ

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「イチモツにすっごいキレイなモザイクをかけていただいた」(どぶろっく江口/TBS「バナナサンド」10月9日放送)

 新世代の芸人たちが居並ぶ中、「大~きなイチモツをください~」と下ネタを堂々と歌い上げ、「キングオブコント」(TBS)で見事優勝し、「涙じゃなくて、ガマン汁」を流した、どぶろっく。このネタを超一流のピアニスト・清塚信也とコラボした後に江口が言った秀逸な例えを今週は取り上げたい。

 どぶろっくの森慎太郎江口直人(41)は、保育園からの幼なじみ。小・中・高校、大学までずっと一緒だった。大学卒業後、森は役者を志して上京。バンドデビューを目指していた江口はお笑いをやってみたくなり、「夢に破れて自暴自棄になって」(MANTAN「まんたんウェブ」14年7月12日)いた森を誘いコンビを結成した。

 だが、わずか2年後、江口が「お笑いに限界を感じた」と解散。実はそれは表向きの理由で、恋人ができ「俺は恋に生きよう」(マイナビ「マイナビニュース」19年9月25日)と思ったのだという。けれど、その恋も終わり、森に再結成を持ちかけた。

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