高畑充希「同期のサクラ」視聴率“右肩上がり”に3つの要素

公開日: 更新日:

「初回から、ヒロインのサクラ(高畑)が病室で寝たきりという謎をぶっ込み、10年間を1話1年で描くなど、先が知りたい、最後まで見たいと思わせる仕掛けも随所にちりばめられています。仲間が増え、共に成長していくという展開は、あのベストセラーコミックに通じるところがある。そして、ともすればKYなどと拒絶されそうなサクラのキャラを、実在しそうな人物として納得させられるのは、高畑さんの演技の力です」

 サクラの同期を演じる橋本愛(23)、新田真剣佑(23)、竜星涼(26)、岡山天音(25)も主役級の働きをしている。

■スポンサーも安心の“真面目”さ

「橋本さんら脇を固める若手の演技がしっかりしているから、サクラの“紙一重”の変人キャラも説得力を持つ。逆にサクラという芯がブレないから、脇役の普通の人たちの輝きも増しています。遊川さんの脚本に、まんまと引っ張り込まれている感は強いですが、下手な役者さんが演じていたら、この脚本は死んでいたと思いますね」(桧山珠美氏)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ