日テレ変則ドラマ「1話1年」「30分×2話」戦略は吉と出るか

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 現在放送中の日本テレビ系の“変則”ドラマが話題になっている。高畑充希(27)主演の「同期のサクラ」と、生田斗真(35)主演の「俺の話は長い」のこと。

「同期のサクラ」は自分の考えを変えない頑固な女性を演じる高畑と、大手ゼネコンに同期入社した仲間たちの10年間が描かれているが、「1話1年」で物語が進む。

「俺の話は長い」は、生田が起業に失敗、実家に寄生し、屁理屈をこねるニートを演じるホームコメディーだが、「30分×2話」で放送される異例のドラマになっている。

「2ケタには少し届きません。が、両ドラマとも珍しい形式にもかかわらず、視聴者にはまずまず受け入れられているようです。最近のドラマの視聴率は2話目が下がる傾向にある。ところが、両ドラマとも視聴率が上がっています。日テレといえば4月期の『あなたの番です』が2クールにわたって放送されて話題になったばかり。他局に比べて挑戦的ですね」(テレビ誌ライター)

 原田知世(51)と田中圭(35)がダブル主演した「あな番」といえば1クール目は視聴率6%台が続き、「打ち切りか」なんて声もあったが、7月期の2クール目は最終話が20%弱と“V字回復”。SNS上では「誰が犯人なんだ」と考察が繰り広げられ、盛り上がっていた。

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