「スカーレット」でファン急増 八郎派vs敏春派の楽しみ方

公開日: 更新日:

 ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏はこう言う。

「年明けにはまた動きもあるでしょうし、視聴率が挽回できる可能性は大。それよりも、八郎沼ばかりが話題となってますが、実は“敏春さん”も密かに人気なんですよ。八郎沼に対抗して〈私は敏春さん派〉という書き込みがネット上には結構見られます」

 敏春さんとは、喜美子の幼なじみである照子(大島優子=31)の夫であり、演じているのは本田大輔(41)だ。本田は、あの個性派俳優・本田博太郎(68)の息子。

「登場以来、笑顔を見せることがなく、“笑わない男”だった敏春さんですが、10日放送回では喜美子と八郎の交際を知り、照子と共に心からの笑顔で祝福します。その笑顔には視聴者も大喜び。〈敏春さんが笑った〉なんてコメントがネット上に次々と書き込まれました」(山下真夏氏)

 確かに10日放送直後には、〈敏春〉が話題ワードの上位にランクイン。敏春の笑顔は、それだけ視聴者を喜ばせたということだろう。


「イケメン枠には林遣都さん(29)がいますし、ウザいお父ちゃんの北村一輝さん(50)だって結構愛されています。最近の視聴者は配信サービスなどで海外ドラマもよく見ていて目が肥えていますから。手アカのついた“ゴリ押し俳優”より、芝居ができる実力派を歓迎する傾向にあります。派手顔じゃない、なんて理由でそっぽを向くようなことはしないですよ」(山下真夏氏)

 派手顔じゃなくても、確かな演技力で視聴者を引きつける松下と本田。八郎派VS敏春派の熱い推し合戦は、まだまだ続きそうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」