退所組も続々 ジャニーズアイドルがソロデビューする背景

公開日: 更新日:

 木村拓哉(47)が8日にリリースしたソロアルバム「Go with the Flow」が12・7万枚をセールスし、オリコン週間アルバムランキングで1位を獲得した。前週1日には同じく元SMAPの香取慎吾がファーストアルバムをリリースし1位と、2週続けて元SMAPが席巻。解散から3年経ても衰えぬ人気をみせた。

 近年ではジャニーズを退所した錦戸亮(35)、渋谷すばる(38)、田口淳之介(34)らソロデビューが続いている。木村はアルバムの宣伝のために新宿の街頭にサプライズ登場するなど、歌手活動に精力的。ドラマ「グランメゾン東京」の視聴率も上々にもかかわらず、そこまでヤッキになる必要があるのか。音楽評論家の富澤一誠氏はこう言う。

「歌は知名度を上げるのに非常に即効性があるんです。CDを出せば、ラジオやテレビ、ネット、カラオケなどで拡散し、自分がいなくても宣伝ができる。人気モデルがもう一段階知名度を上げたいときにも、そういった理由でCDをリリースするのです。CMタイアップ曲なら宣伝効果はさらに増す。木村さんもドラマ出演と相乗効果を狙っているのでは」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手